再生可能エネルギー事業の開発などを手がけるサントモ・リソース(本社千代田区、代表山口智市、以下サントモ)の子会社PT Santomo Green Power Management(本社ジャカルタ、代表山口隼太郎、以下SGPM)は、インドネシア東部にて、バッテリー交換式電動バイク「Smoot」のオンラインドライバー向けレンタル事業を開始した。
SGPMは、2023年10月よりスラウェシ島マカッサル市にて、GojekやShoppeeなどのアプリと提携するオンラインドライバー(Ojol)向けの電動バイクのレンタル事業を開始。
2024年5月現在、同社が直接ドライバーにレンタルする電動バイクの台数は106を突破した。また、別途レンタル会社を経由してドライバーに貸与しているバイクが約50台と、同市内で150台以上のレンタルバイクが走行していることになる。
かねてより、同地域での電動バイクの販売を行ってきたSGPMだが、ターゲットとするオンラインドライバーが電動バイクを購入できないという課題に直面した。オンラインドライバーの多くは、車両を購入するだけの現預金を持ち合わせておらず、またローンのサービスの与信審査を通らないことが判明した。この課題を解決するため、SGPMが自社で車両をアセットとして保有し、ドライバーに直接レンタルするマイクロファイナンスにソリューションを見出した。
また、将来的には電動バイクのCO2排出量をさらに削減するために、太陽光発電を活用したバッテリー交換ステーションでの充電や「RE100電動バイク」を検討している。現在は、マカッサル市にある自社ショールームで、電力会社の電力網に接続しないオフグリッド形式での実証実験を行っており、今後は電力網に接続するオングリッド形式での運用可能性を検討中。
さらに、現在使用している交換バッテリーについても、中古バッテリーを二次利用するための実証実験を進めており、容量の低下したバッテリーの利用用途を開発することで環境負荷の軽減に取り組んでいる。
*RE100電動バイク
再エネ由来の電気100%で充電されたモバイルバッテリーで走行する電動バイクのこと(当社定義)
SGPMは、「再生可能エネルギーでの発電・バッテリー交換サービス・レンタルによるマイクロファイナンス・バッテリーのリユース」と一連の2輪EVエコシステムの構築を目指し、インドネシアでの脱炭素社会の実現に寄与する。

図1: レンタル車両を利用するオンラインドライバー

図2: レンタル車両を利用するオンラインドライバー達

図3:太陽光発電によるバッテリーステーション充電(実証)

図4:中古バッテリーの二次利用(実証)
■本件の問い合わせ先
サントモ・リソース株式会社
info@san-tomo.com
03-6775-9226 (担当:山口 隼太郎)

